米国では腸内細菌検査がアンチエイジング医療の大切な項目の1つとなっているといいます。
腸内細菌を構成する善玉菌や悪玉菌などの割合を見ることで、腸の老化度が分かるのだそうです。
歳を重ねるにつれて規則正しい食生活が難しくなったり、食品添加物や有害化学物質などを知らない間に吸収したりすると、体に負担がかかります。
その結果、善玉菌の割合が減って、悪玉菌の割合が増加。
子供なら80%程度ある善玉菌の割合が大人になるにつれて低下し、30%前後にまでなるようです。
善玉菌は、便通の促進など、腸内の働き者。
それだけに、悪玉菌の割合が高い場合は、乳酸菌に代表される善玉菌を積極的に摂って、腸内バランスを整えることが必要となります。
このバランスが崩れてしまって、便秘に悩む女性が少なくありません。
便秘薬を利用して腸のぜん動運動を刺激し、排便を促す方法がありますが、ヨーグルトなどで乳酸菌を摂って腸内細菌バランスを整える方が、自然な排便を導いてくれます。